先のUKでの国民投票 雑感

 先のUKでの国民投票で、EUからの離脱との結果が出た後、スコットランドでは離脱反対の声が多く、「それじゃあUK(英連合王国)から抜けて、元のスコットランド国へと独立して、その上でEU加入しよう」という声が上がりだした。

 その声に応えるスタージョンが注目され始め、力を付けてきていた。(特に、今年に入ってメイ首相がEUからの離脱を正式発表してからは、「スコットランド独立の国民投票を」との民意が高まって来ていた。)

 ここで特筆すべき点は、『英国の電力を多く賄っているのはスコットランドに在る原発』ということだ。(イングランド

 今回の結果を見て、メイ首相が選挙に打って出たもうひとつの目的はここに有るかもしれないと思えて来る。(本命かも)スコットランド民族党が19議席も失ったが、保守党が13議席も当選している。全体では保守党が減ったが、唯一、スコットランドでは大躍進!保守党長年の夢だったスコットランドでの大勝利。相当、高度な選挙活動をしたと思われる。